バーストが起これば棄権するとGPDAが表明しているが、これはボイコットをちらつかせて
脅すようなことが目的ではなく、ピレリに対する信用の証拠だと
セバスチャン・フェッテルは語っている。
「イギリスGPの状況というのは受け容れがたいし、あのような状況では僕らはレースをすることはできない」
「ただ、ボイコットという
脅しではなくて、ピレリを信じているという意思表明であり、あんな事故は二度と起きて欲しくないという意思の表明だったんだ。僕たちとしては
レースがしたい。その気持ちはとても強いよ」
「昨日もそうだし、日曜のレース後にも話し合った。たった数日の間にピレリが迅速に対応し新しいタイヤを持ってきてくれたことに満足しているよ。幸い、今日は何も起きなかったし、タイヤは
きちんと機能してくれていたよ」
(text by Mineoki YONEYA / photo by Wri2)