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ロシア人ドライバー育成も

ザウバー、ロシア政府系ファンドとの提携決定

2013-7-15 17:39


 ザウバーは7月15日、インベストメント・コーポレーション・インターナショナル・ファンド(ICIF)、ザ・ステート・ファンド・オブ・北西ロシア連邦、ナショナル・インスティテュート・オブ・アビエーション・テクノロジーズ(NIAT)とのパートナーシップを発表した。

 ロシアにおけるF1のプロモーション活動と、ハイテク関連の開発において協力していくという。ロシア人ドライバー育成も含まれており、セルゲイ・シロトキンを2014年の起用に向けて育成していくという(ただしレースドライバーかリザーブドライバーかは明言されていない)。

 ザウバーは以前からロシアでのスポンサー獲得に向けて活動していることが報じられており、実際に首脳陣が訪ロして交渉を続けてきていた。今回契約を結んだ各ファンドはロシア連邦の政府系の非営利目的ファンドであり、2014年のロシアGP開催に向けた動きをザウバーが掴み獲ったことを意味している。どれほどの投資規模であるか、ザウバーが将来的なチーム売却をも視野に入れているかどうかは分からないが、少なくともチームの財政難が緩和されることは間違いなさそうだ。

(text by Mineoki YONEYA / photo by Sauber)


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