7月16日、ウイリアムズは
パット・シモンズがチーフテクニカルオフィサーに就任することを発表した。夏休みが明ける
8月19日からチームに加わる。
シモンズはベネトン時代から多くの名車を生み出し成功を収めてきた人物。ルノー時代の2008年シンガポールGPでの
クラッシュゲートの責任を問われてF1界から5年間の追放となっていたが、昨年から
マルシアのテクニカルコンサルタントとして活動していた。
2011年からこれまでテクニカルディレクターを務めてきた
マイク・コフランは、すでにチームを離れている。
マクラーレンからはパディ・ロウがメルセデスAMGに移籍し、ルノーからはジェームズ・アリソンが離れ、ザウバーからはマット・モリスがマクラーレンに移籍した。今季から来季にかけて、F1界ではトップ技術陣の顔ぶれが大きく変わることになる。
(text by Mineoki YONEYA / photo by Wri2)