メルセデスAMGのマネージングディレクターを務める
トト・ウォルフが、
電話での会話を録音されたテープが存在するという。
ウォルフはこの会話の中で、
ロス・ブラウンやダイムラー会長の
ディーター・ツェッチェのことをネガティブに語っているという。さらにはチームの非常勤会長となったニキ・ラウダとの仕事が複雑で難しいこと、自信が株式を保有する
ウイリアムズとメルセデスAMGの間で業務の棲み分けが難しいことなどを語っているという。
独『Bild』はこうした内容がウォルフの立場を危うくする可能性を示唆している。テストゲート以来、パドックでの立ち位置が厳しくなりつつあるメルセデスAMGにとっても、ウォルフ自身にとっても、さらに厳しい状況にお込まれることになるかもしれない。
(text by Mineoki YONEYA / photo by Wri2)