ロシア政府系ファンドと契約を交わした
ザウバーから、2014年の起用に向けて準備を進めるとされた
セルゲイ・シロトキンは、17歳という若さとキャリアの浅さを認めながらも、チャンスを掴みたいと語った。
「
早すぎると思わない人はいないだろうが、こんなチャンスはそうあるものではない。
チャンスがあるのにそれを掴もうとしないのはバカだということは、誰もが同意してくれるはずだ」
「もう1年フォーミュラ・ルノー3.5で走ればもっと上手く準備できることは否定しない。でも今の僕にはこのチャンスがあるんだ。だったら
使うべきだ。これが最後のチャンスかもしれないんだからね」
マネージャーの
ニコライ・ペトロフは、2014年のスーパーライセンス取得に向けてテストを重ねたい意向を明らかにしている。金曜フリー走行への参加については明言を避けた。
「準備は非常に難しい。おそらく
8月にテストを開始することになるだろう。もちろん新車でテストはできないが、
旧型車でなら可能だ。レギュレーションで許されるF1マシンを使ったかたちで、我々は多くのテストを行ないたいと思っている」
「とにかく多くのテストをこなさなければならないということだけだ。
金曜フリー走行出走が含まれることになるかもしれないが、今のところそれについては何も言えない」
(text by Mineoki YONEYA / photo by Renault Sport)