メルセデスAMGの
トト・ウォルフとの電話での会話を録音し脅しているのは、元HRTのチーム代表、
コリン・コレスだという。
『SportBild』誌によれば、コレスは
2月のバルセロナ・テストの際の会話を録音し、
金銭を要求したという。
メルセデスAMGは司法機関による
差し止め命令を勝ち獲り、
バーニー・エクレストンが仲介し両者の間で和解が成立したというが、何らかの形でこのことが明るみに出てしまったようだ。
コレスは当時からひと癖もふた癖もある人物と見なされていたが、すでに終わったことであるなら、誰にとっても得にならないと思われるこの件が明るみ出たのは、理解しがたい。メルセデスAMGを良く思わない反対勢力の差し金とも考えられる。
(text by Mineoki YONEYA / photo by Wri2)