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シルバーストン合同テスト初日

マクラーレンのマグヌッセンがトップ

2013-7-18 1:47


 7月17日、シルバーストン若手ドライバーテスト初日が行なわれた。イギリスだけに天候が心配されたが、好天に恵まれた。同時に走行するのは10チーム10台のみであるため、ピット設備はサポートレースで使用されている旧パドックが使用されたが、サーキットはイギリスGPと同じ最新のグランプリサーキットが使用されている。

 トップタイムをマークしたのは、マクラーレンのケビン・マグヌッセン。元F1ドライバーのヤン・マグヌッセンの息子で、現在はフォーミュラ・ルノー3.5に参戦している。マクラーレンは開発中心のプログラムだったようで、この日の大半はタイムを追求しない走行を続けていた。しかしセッションの最終盤になってからミディアムタイヤでトップタイムを記録した。周回数もこの日最多の100周を記録している。

 フォースインディアはGP2参戦中のジェームズ・カラドを走らせたが、セッション終盤にポール・ディ・レスタを走らせて新型ピレリタイヤのテストを行ない2番手タイムを記録。カラドは初めてのF1ドライブながら、午前中のセッションでトップタイムをマークしている。



 レッドブルは急きょアントニオ・フェリックス・ダ・コスタが丸1日走ることになった。午前中はボディワークの修理のためにタイムロスを喫したものの、最終的にはトップからわずか0.2秒落ちの3番手タイムを記録している。

 多くのドライバーがセッションの最後にアタックラップの機会を与えられた中、ケータハムのアレキサンダー・ロッシはハイドロ系トラブルが発生したため終了30分前にこの日のプログラムを切り上げることとなった。

 マルシアは午後にマックス・チルトンが担当したが、ECUのトラブルで時間を大幅にロスし、走行できたのは最後の1時間のみでタイムも最下位に終わっている。

シルバーストン合同テスト初日ベストタイム

※赤字は若手ドライバー

(text by Mineoki YONEYA / photo by Red Bull, Force India)


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