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シルバーストン合同テスト初日

エリナス「この感動は一生忘れないだろう」

2013-7-18 3:47


 マルシアは初日の午前中、育成ドライバーでありマルシア・マノーGPからGP3に参戦しポイントリーダーを走るティオ・エリナスを走らせた。エリナスは6月、ケンブル飛行場で直線テストを担当しており、今回が2度目のF1マシンドライブとなる。まずはマシン習熟走行から始め、その後に空力データ収集、KERSとDRSの開発プログラムなどをこなした。ソフトタイヤを履いて予選シミュレーションも行なっている。

「間違いなく僕の人生で最良の1日だったね。素晴らしい経験だったし、一生忘れないだろう。キプロスの国を代表して非常に誇らしく思うし、母国からの支援に感謝している」

「すでに一度F1マシンをドライブしているけど、きちんとしたサーキットでの走行は今回が初めてだった。だから初めてのような感覚だったよ。まずは膨大な量の習熟作業が必要だった。複雑なステアリングにはある程度慣れてはいたけど、それでもまだ時間が必要だったね。それに今日はKERSやDRSも初めて使ったし、1周を走る間にもいろんなことを考える必要があった。だけどすぐに自信を持てたし、何回かの1周走行の後で長めのランもやれて、1周を上手くまとめられるようになった」

「今日のパフォーマンスには満足だよ。チームも喜んでくれているみたいだしね。チームからも上々のフィードバックをもらったし、サポートもしてもらった。いくら感謝してもし切れないよ。これからは再びGP3のタイトル争いに集中し直すよ、それが今シーズンの目標だからね」

(text by Mineoki YONEYA / photo by Marussia)


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