パストール・マルドナドは、レギュラードライバーが走行する際の制限が厳しすぎると批判した。これではタイヤの評価も正確に行なえないという。
「何も変更できないんだ。スタート練習もダメ、セットアップもダメ、内圧もダメ。何もできない。ピレリとFIAによって厳しく制限されすぎていて、ミディアムとハードとプロトタイプのコンパウンド比較をやっているだけだ」
「タイヤの特性をもっと把握するためには、もっと作業が必要だ。でも制限のせいでそれができなかった」
ただし、タイヤそのものについては高評価を与えている。
「信頼性とパフォーマンスの点では進歩していると思う。従来型よりも速くはないかもしれないけど、すごくコンシステントだし、それは良いことだ」
「ただ、それがはっきりと確認はできていないんだ。テストでは他のみんなが何をやっているか分からないからね」
(text by Mineoki YONEYA / photo by Williams)