ケータハムはシルバーストン合同テスト2日目にウィル・スティーブンスを走らせた。スティーブンスは98周を走破している。
「とても良い1日だった。僕にとって初めてのF1テストを実現させてくれたみんなに感謝したい。今日の最大の目標は、可能な限り学ぶことだった。初めてのF1ドライブだったし、ファクトリーやシミュレーターで準備してきたとはいえ、これまで走って来たマシンとは比べものにならないパフォーマンスだからね」
「でも正直言うと、マシンに慣れて気持ち良く走れるようになるまでにそんなに時間はかからなかったよ。初期段階は空力作業に集中していて、エンジニアが設定した予定に沿って正確に走るだけだった。午前中の中頃からはもっと普通のテスト作業に移っていって、チームの今後数戦に向けたセットアップや異なるボディワークなどの様々なテストを行なったよ」
「50周近く走ってからランチブレイクでマシンを降りたけど、フィーリングは良かったし、すぐにマシンに戻って走りたいと思ったくらいさ。午後も同じようなプログラムで、いろんなセットアップを試して最後は空力テストを行なった」
「全体的にとても良い1日だったし、チームが望む通りのことができたと思うし、僕自身も多くを学べたと思う。僕はフォーミュラ・ルノー3.5の次のオーストリア・ラウンドに向けて集中するけど、またF1マシンに乗るのが待ちきれないよ」
(text by Mineoki YONEYA / photo by Caterham)