トロロッソは午前中にダニエル・リカードがドライブして新型タイヤをテスト。午後は18歳のカルロス・サインツJr.が初のF1ドライブを経験。大きなミスもなく39周を走り、僅差の2番手タイムを記録するという目覚ましい走りを見せている。
「まずこのチャンスを与えてくれたレッドブルとトロロッソに感謝したい。ついにクルマに乗った時は、全メカニックのところへ『僕の人生で最もハッピーな日をともに過ごしてくれてありがとう』と言って回ったんだ」
「F1マシンをドライブするのは信じられない気分だった。特に、F1マシンの性能をフルに感じられるとしたらこのサーキットしかないしね。僕のインプレッションとしては、全てが信じられないくらい素晴らしかったという感じだけど、どれかひとつを選べと言われたら、マシンの機敏さかな。時速300kmでの切り返しなんてすごいよ。これまでに経験したことなんてないし、それが最も印象的だったね」
「明日はレッドブルのマシンに乗るチャンスを与えてもらっている。でもこうして予定外にトロロッソで初テストを経験できて、最良の1日になった。明日は15歳の時から支援してもらっているレッドブルでワールドチャンピオンマシンに乗るから、同じように良い1日にしたいね」
(text by Mineoki YONEYA / photo by Red Bull)