マクラーレンはテストドライバーのゲイリー・パフェットが走行し、開発プログラムを引き継いだ。しかし午前中は6周を走ったところでエンジントラブルが発生し、ほぼ丸々時間を失ってしまった。午後にはコースに復帰し、空力テスト、車高のメカニカルセットアップ調整の評価を行ないデータ収集を進めた。
「午前中にエンジントラブルに見舞われてしまったけど、午後にコースに戻れていくつかのテスト項目がこなせて良かったよ。ピットガレージのメカニックたちは素晴らしい仕事をしてくれたね」
「本物のマシンドライブするのは、最高だよ。今はほとんどの仕事はウォーキング(ファクトリー)のシミュレーターでの作業になってしまっているからね。コース上を走る時間はとても限られている。だからこうしてマシンをドライブできて素晴らしかった。チームとしても、正しい方向に進んでいるということが確認できて非常に価値あるテストになったよ」
(text by Mineoki YONEYA / photo by Wri2)