フェラーリは午前中にフェリペ・マッサがマシンをドライブし、新型ピレリタイヤの感触を確かめた。69周を走り6番手タイムを記録している。
「僕としてはこの新型タイヤの方が上手く使えそうだね。少なくとも先日のイギリスGPよりはね。3日間を通して誰も安全面の問題を抱えなかったし、それが最も重要なことだ」
「プロトタイプのハードは、レースで使うにはちょっと硬すぎるかもしれない。これからの数戦ではおそらく柔らかめのコンパウンドを使うことになるだろう。低めのワーキングレンジで、なおかつ長く保つからね」
「僕らのクルマにとっては、温度がとても大きな影響を持っているんだ。イギリスGPでは温度が逆風になってしまった。でもハンガリーでは暑くなりそうだし、空力ダウンフォースが必要とされるサーキットだから、コンペティティブであるべく正しいソリューションを見つけられるよう願っているよ」
(text by Mineoki YONEYA / photo by Ferrari)