フェラーリは午後にダビデ・リゴンを走らせ、2日目までに引き続き空力開発作業、新型タイヤに合わせたセットアップ作業を行なった。走行は20周のみに留まっているが、5番手タイムを記録している。
「今日もまたラップタイムのことは考えずに、マシンに大きな変更も加えずに走った。その代わり、新型タイヤに合わせたセットアップ調整に専念したんだ。このデータはすでにシミュレーターで作業しているチームメイトに渡されている」
「この3日間はポジティブだった。僕はミスを犯さなかったし、多くを学ぶことができたからね。今回の作業がチームに有益なデータをもたらし、今後のレースに向けて助けになればと思っているよ」
「僕個人にとっても、今回のテストはとても有益だったと思う。僕自身もクルマもその効果を明確に表わすことはできないと思うけどね。なぜなら、進歩に限りはないわけだからね」
(text by Mineoki YONEYA / photo by Ferrari)