7月20日、小林可夢偉がモスクワを訪れた。21日に行なわれるモスクワ・シティ・レーシングで2010年型F1マシンF60をドライブするのに先立ってのもので、自身にとって初めてのロシア訪問。赤の広場やクレムリンなどの観光地を訪れた。
「モスクワを訪れたのは初めてですし、こうして名所を見て回れて良かったです」
「普段、レーシングドライバーとしてはその場所に着いたらあとは真っ直ぐサーキットに行くだけで、観光することもできません。でもこういうイベントであればいろいろ見て回ったりファンと接する時間も持てますからね。見て回った限りでは、モスクはとても美しい街だと思いました」
「僕としてもこうしたイベントに参加できることを嬉しく思います。458GTでWECに参戦できていること自体がすでに名誉あることですが、スクーデリアフェラーリを代表して参加するというのはとても特別な気分です。今回のイベントに関してはステファノ・ドメニカリや、フェラーリがこのイベントに参加するカギになったスポンサーのカスペルスキーに感謝したいです」
フェラーリのウェブサイトでは可夢偉がモスクワ観光やファンとの触れ合いを楽しむ様子を収めたビデオが公開されている。
http://formula1.ferrari.com/news/kobayashi-discovers-moscow(text by Mineoki YONEYA / photo by Ferrari)