「これまでのハンガロリンクでの2回のレースで、僕はまだ良い結果が残せていない。サーキット自体は好きだし、いつも予選も上手くいっていただけに残念だ。ハンガリーGPはF1にとっても素晴らしいイベントのひとつだと思うしね」
「だから今年は現実的な野心を持って臨むんだ。ニュルブルクリンクではポジティブな週末を送ることができたし、MP4-28の理解をさらに進め、改善できることを期待している。ドイツGPの決勝では、全てが上手く噛み合えば僕らは力強いレースはできるんだということを証明できたと思う。たとえ上位で走ることができていなくてもね。厳しいシーズンだからこそ、こういう事実がとても大きなモチベーションになるんだ」
「ハンガリーGPは夏休みに入る前の2013年シーズン前半戦で最後のレースだ。だからパドックはいつも良い雰囲気だ。レースチームのみんなのためにも、マクラーレン・テクノロジー・センターで働いているみんなのためにも、今回も力強いポイントフィニッシュで夏休みに突入できるようにしたいね」
(text by Mineoki YONEYA / photo by Wri2)