タイヤ批判も多い今シーズンの展開についてどう思うかと尋ねられたシューマッハは、さほど違いはないと答えた。しかし、2012年からタイヤが抱える問題には気付いていたと語っている。
「
去年とそんなに違わないと思う。違うのはタイヤの問題だけだね。僕は去年のバーレーンGPの時点から、何かが上手くいっていないと言ってきた。あの頃から
何か問題があったんだ。でも今になってみんながそれに気付いたということさ」
「僕にとっての最大の問題は、ピレリのタイヤが大半のチームにとって使いやすいものではなかったということだ。でも過去2年間はたった数台のマシンにだけ合ったタイヤだったんだ」
「でも結局のところ、ベストなドライバーが勝つ。実際にそうなっていると思う」
(text by Mineoki YONEYA / photo by Wri2)