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日本企業のF1参入にも期待

マクラーレン、ホンダ効果によるスポンサー獲得活動

2013-8-10 5:15


 マクラーレンは「ホンダと今後10年間成功を収めたい」と語っているとの報道がなされたが、その肝は「ホンダは技術的にも商業的にも素晴らしいパートナー」という点にある。

 今年限りでタイトルスポンサーのボーダフォンを失うマクラーレンは、財政難に直面している。セルジオ・ペレスを起用した段階から、その後ろ盾であるテルメックスから莫大な資金を引き出す目論見だが、それだけで年間200〜300億円というトップチームの予算が確保できるわけではない。

 そこでマクラーレンは、ホンダからの直接的な資金援助、そしてホンダとのコネクションを利用したスポンサー獲得活動に奔走しているというわけだ。すでにケンウッドや曙ブレーキ、GSユアサ、エンケイなど日本企業とのつながりが強いマクラーレンだけに、日本のファンとしてもホンダに関連して日本企業をスポンサーとして獲得する可能性に期待したい。

(text by Mineoki YONEYA / photo by Wri2)


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