メインストレートの上に掛かっているあの特徴的な櫓(やぐら)。あれは本当にパドックとグランドスタンド側を結ぶブリッジになっていて、TV関係者はグランドスタンド側にあるコメンタリーブースやTVコンパウンドに行ったり来たりするのにこれを利用しています。
近くで見ると、橋の部分は本当に木造建築になっていることが分かります。去年から全羅南道(チョルラナムド)の看板が掲げられるようになって。州知事(道知事?)がサーキットにもやってくるようになりました。地元の支援も得られているのでしょうか。
ブリッジの内部はこうなっています。内部も木造! 床も木の板で、歩くとバタバタと木の音がして、お寺に来たみたいな感じです。
柱は部分的に金属のプレートとボルトで補強してありますが、基本的には全て木造です。障子の部分はすりガラスというかもやっとしたプラスチック。
コンクリート造りの左右の土台部分には、エレベーターも内蔵されています(初年度はできてなかったけど)。
でもこの土台部分、見るからに薄っぺらい作りです……。
(text and photo by Mineoki YONEYA)