日本GPの週末を迎えた
鈴鹿サーキットの、コース上の様子をチェックしておこう。
まず
路面は非常にスムーズ。石と石の間のアスファルトが適度に減って、表面のグリップレベルは高い。舗装の表面が滑らかでバンプやヒビ割れなどもない。
縁石は主に2種類。段差の高い縁石(写真は最終コーナーのイン側)と、段差のない縁石(写真はシケイン)。
シケインは宴席の内側に人工芝が敷き詰められているが、カット防止のためのボラードも2本立っている。
ランオフエリアは1〜2コーナーやスプーン、130Rなど数カ所がアスファルト化されているとはいえ、依然としてグラベルの箇所も多い。グラベルの石はやや粒が小さめで丸い。
ランオフエリアは決して広くはなく、高速でコースオフすればクラッシュの可能性も高い。ウォールには現在主流となりつつあるTECHPROのプラスチックバリアではなく、旧来のタイヤバリアが並べられている。
(text and photo by Mineoki YONEYA)