アラブのグルメというと、基本的にケバブ的なものしかありません。ご禁制の豚肉以外の、牛・鶏・羊などのお肉を焼いたものです。特有のスパイスの香りが効いていて、まぁ正直いって、そんなに美味しいものではありません。
というわけで、マクドナルドやKFCが地元民には大人気。彼らにとっても地元料理よりこっちの方が美味しいみたいです。
日本からの駐在員も多く、アジア系の出稼ぎ労働者も多いこともあり、日本食や中華など何でもあります。この牛丼がわりと美味しかったりします。実は我々取材班が泊まっているのも、日本のサービスアパートメント企業が運営している日本風のホテル。とはいえ、グランプリ観戦に訪れた欧米人も多数宿泊して、その数は年々増えています。
アブダビにもこうした欧米的なショッピングモールはいくつかあるものの、アブダビはこのあたりがまだまだで、ローカルフードが多いんです。食事に関してはドバイの方が進んでいるという印象です。
(text and photo by Mineoki YONEYA)