イギリス時間の11月29日夜、ロータスがパストール・マルドナドとの契約を発表し、2014年はマルドナドとロマン・グロージャンとのラインナップで行くことを決めた。
これによりロータスはマルドナドがもたらすベネズエラからの4000万ユーロ(約55億円)といわれる資金を得てチーム財政状況を立て直すことになる。
ロータスはクアンタムとの株式売却契約を進め、その資金を元にニコ・ヒュルケンベルグの獲得を目指していた。ヒュルケンベルグもロータス入りを目指していたが、クアンタムからの支払が遅れに遅れ、断念するに至った。当初は10月末としていた期限を引き延ばしたものの、他の選択肢がなくなることを恐れたヒュルケンベルグ側がロータス入りを断念したかたちだ。
(text by Mineoki YONEYA / photo by Williams)