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2014年レギュレーション追加変更1

予算削減へコストキャップ制の導入

2013-12-10 4:10


 12月9日、F1戦略グループとF1委員会の会合がパリで開かれ、2014年以降に向けた規定変更点が承認された。コストキャップ制の導入、ピレリ・タイヤテストの実施、カーナンバー固定制、新5秒ペナルティの導入、最終戦のポイントを2倍にといった内容だ。それぞれを詳しく解説する。

【コストキャップ制の導入】
 2015年1月からチームの活動予算にはコストキャップ制が導入される。具体的な上限金額については2014年6月までにFIA、FOM、各チームの間で協議が進められる。

 すでに空力やテストなど項目ごとの予算上限に関する協定は設けられているが、年間およそ100億円以下の予算で運営している4強以外のチームにとっては元々その上限に達しておらず、ほとんど意味が無いとの不満が出ていた。2015年からの新型コストキャップにはさらに厳しい上限額が設定されることになりそうだ。

(text by Mineoki YONEYA / photo by Wri2)


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