2014年はドライバーズラインナップもシャッフルされ、気付けばメルセデスAMG以外は全て新しいラインナップに。というわけで、2014年はドライバー間で変なライバル意識が生まれ、チームメイト同士で上手くいかないところが出て来たりするかも。
新しいチームメイトに対して自分の速さを見せつけて自分が優位に立つ、チーム内での主導権を握るというのはとても重要なことですからね。
ヤバそうなのはロータス? グロージャンもマルドナドも、ドライビングは世間で思われているよりも随分落ち着いていると思います。が、ステアリングを握った時のメンタル面はまだまだやんちゃな部分もあるので、そのあたりがどうなるか。
チェコペレ加入のフォースインディアもヤバそうです(苦笑)。レッドブルも、ダニエルくんがいきなり速さを見せればどうなるか分からないかも。シーズン序盤は今後のレッドブル育成ドライバーの覇権を占うガチ勝負になるだけに、要注目です。
アロンソ&ライコネンのコンビになるフェラーリに注目が集まっていますが、ライコネンは基本的に誰とでも上手くやれるというか、相手を全く気にしないマイペースな人なので、チームメイトと確執ということにはならないはず。実際、彼は今までどのチームメイトとも問題は起こしていませんしね。
マクラーレンは2人とも優等生だし、新人クビャトくんもしっかりしてるけどさすがレッドブル育成ドライバーとあって世渡り上手。この辺は問題も起きない?
ザウバーとウイリアムズは、新加入のエースが意外に活躍しないなんてことになれば、2年目の若手ドライバーとのバトルが面白いことになるかもしれません。
とにかくファンが見たいのはガチバトル。確執バチバチでドロドロの人間ドラマだって良いんじゃないでしょうか?
(text by Mineoki YONEYA / photo by Red Bull)