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インフィニティのF1スポンサー

レッドブルの広告効果は300億円以上!

2013-2-17 16:48


 2011年からレッドブルのオフィシャルパートナー、つまりスポンサーとなったインフィニティは、過去2年間で大幅な広告宣伝効果を上げたことが明らかになった。

「初年度の2011年だけで2億5100万ドル、2012年は3億3900万ドルの広告効果を獲得したんだ。しかしそれだけではなく、投資家やディーラーに対する効果や、エンジニアリング上の相乗効果なども得ることができた。効果はレース週末ごとに拡大しており、マーケティング面、ビジネステクノロジー面など様々な分野で拡大の余地がある」(インフィニティF1グローバルディレクターのアンドレア・シーベル)

 2013年にはタイトルスポンサーとなり、マシンのカラーリングにも同社の「日本のラグジュアリー」さを表わすイメージカラーの紫が大きくあしらわれており、宣伝効果はさらに大幅に拡大するはずだ。

 インフィニティは日本発のブランドでありながら日本では販売されておらず、このF1活動にも日産本社は関与していない。性能面、デザイン面でも世界中で高い評価を得ているインフィニティのクルマだけに、日本でも展開を求める声は高まりつつある。日産本社としての関与が強まれば、途絶えそうになっている日本とF1を結びつける関係も強くなり、大勢の若手にチャンスが生まれることになる。F1への関与を再び強めつつあるルノー傘下であるだけに独自の判断は難しいだろうが、日本人としては何らかの活動を期待したいところだ。

(text by Mineoki YONEYA / photo by Wri2)


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