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RED BULL ENERGY FOR JAPAN は、記念すべきイベントに!

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F1ライフニュース
2011-6-5 13:39
 6/4に開催されたRED BULL ENERGY FOR JAPAN - MAKUHARIは、梅雨とは思えない爽やかな天気の下、幕張海浜公園で開催されました。

 このイベントはBIG BEACH FESTIVAL‘11のオーディエンスからも走行が見れる素晴らしい組み合わせ。全く興味のない人にもF1マシンの音や質量に触れてもらえる、素晴らしい試みだったと思います。

 ショーランはモータースポーツジャパンなどでもおなじみのスピンターンを主軸に、ショーラン会場とフェス会場とを結ぶ直線を走り抜けるコースでした。まずは市販車でコースのチェック。これが観察しているとけっこうバンピー。しかも直線には海風で砂がかなり出ています。

 そしていよいよF1マシンによるショーラン。スピンターンをして、RedBullのゲートをくぐり、行って帰ってスピンターン。そのまま無事にショーランが……と思いきや、ゲート裏のドライバーから死角になるポジションで、斜面を駆け下りるスタッフの影! えー!

 本当に「えー!?!?!」だったのです。観客やメディアの安全確保、誘導は手際よく徹底していただけに、驚きました。しかもその人影はクルマを飛び越えるくらいジャンプして、インダクションボックス上のカメラに引っ掛かって転倒してしまいました。F1の全高は950mmなので、ライドハイトを考えると1メートルくらいとっさにジャンプしたことになります。うーむ、ある意味スゴい。

 ……ではなくて、ヘルメットを被りコックピットから見る景色では、おそらくブエミ選手からはほとんど人影は視界に入らなかったはず。幸いゲートのエントリー部だったので、車速は30km出ていないくらい。スタッフには打撲程度の怪我とのことでした。今後は今回の手違いをふまえた運営がなされることでしょう。おそらくはスタッフの配置と、コースクローズ時の移動方法の徹底でしょうか。

 まぁそれ以前に、道路を渡るときの左右確認は、クルマとともに生活する我々にとって、本来は基本です。事故は悪いタイミングで起きるもの。大人になってもしっかり確認しないといけませんね……。

 ちなみに使用されるマシンは型落ちのマシンをいろいろ組み合わせた面白いマシン。レッドブル-トロ・ロッソ-RB5-6-7な感じ? ふふふ、最新のシルエットに上方排気、ミラー付きのポッドフィンですよ! しかもよく見るとインダクションボックスにリストリクターがのぞいていたので、エンジン周りはトロ・ロッソが使用していたV10ということでしょうか。
 気になるタイヤはもちろんピレリ。メカニックに「タイヤは何使ってます?』と聞いてみると、袖についているロゴを差しながら

「PIRELLIだ(キリッ!)」

 って。いや、それは知ってるから……と思いつつ(笑)「えーと、レースと同じもの? 何種類かあるやつのどれですかね?」と聞いてみると、少し考えた様子で「ソフト……じゃね?」的な回答でした。

 そのあと米やんに聞くと「専用のは使わないですね。レースで使うやつをちゃちゃっと持ってきて走らせるもんですよ?」って。そ、そうなのか。てっきり専用のがあると思ってましたよ。
 

翌日6/5は本命!? 横浜元町でのショーランです

 皆さんもご存知のとおり、今回のショーランは被災地応援のためのイベントですが、レースファンにとってはF1マシンが日本で初めて市街地を走るという、感慨深いイベント。

 これまでも何度か市街地レースの話が上がっては消えてきた歴史、そしてお台場のモータースポーツジャパンでさえパレード走行でもマシンを路上には出せなかった歴史があるだけに、突然何かしらの理由がついてストップされることさえ心配していたほどです。

 当初予定されていた2ランは、集まった観客が非常に多かったため運営時間上困難と判断され、1ランのみとなりました。もちろんアナウンスがあったときは「えー!?」と動揺や不満の声もありました。しかしエンジンがかかると歓声に変わり、エンジン音が近づくにつれてみんなの顔が笑顔に。そしてブエミ選手がイイ感じのエンジンの煽り方で通過するので、しっかりオナカと鼓膜をふるわせることができました。見えたのは一瞬でしたけどね(笑)。

 その後も興奮はおさまらず、観客からは「もう1回! もう1回!」と拍手とともにコールされ、とても楽しい雰囲気に包まれました。たぶん運営側も走らせたかったとは思うんです。しかし道路封鎖の都合上、どうしようもなかったんですね。

 きっと「もう1回」は次の機会に、さらに楽しめる形で開催されることでしょう。

 しかし1回目の開催はとても大切。この1回ができなくて、どれほど待ったことか! そしてこのイベントが1ランを消化できたことで、次はこうしよう、ああしよう、というアイデアも浮かんだことでしょう。もちろん成功したこと、失敗だったことなど、目に見えない開催ノウハウもたまっているハズです。

 今回のイベントを成功させたレッドブルレーシングのみなさん、横浜元町商店街、地域のみなさん、レッドブルジャパンさん、その他協力されたスタッフのみなさん、もちろん難しい状況のなか日本まできてくださったブエミ選手に、心から、心からありがとう!
 2011年6月5日は「次への希望」が生まれ、「記憶」に残る1日となりましたよ。
(text and Photos by alabulka)

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さてここからはスバラシイ広報写真です!

 色やアングル、切り取りかたがカッコいいですよね〜。
 私はモータースポーツの写真を観て、こんなふうに撮れるようになりたい! と一眼を購入、いろいろ工夫しながら楽しく撮影するのですが、なかなか思ったような雰囲気が出ないものです。写真って、と〜っても奥が深いんですよね。
 あと、マシンを追えるようになると、運動会の写真に躍動感が出せますよ(笑)!
 まぁ、ホントはプロが撮ると、携帯のカメラでもカッコよかったりするんですけどね。
(photos by Red Bull)
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