インドGPのチケット販売がついに開始されました。8月20日にカーティケヤンとチャンドックを招いてニューデリーで会見を行ない、販売開始が発表されました。現地観戦も検討されているであろうアグレッシブな『F1 LIFE』読者のみなさんのために、詳細をお伝えしましょう。
まずはオンライン(
www.bookmyshow.com )で販売され、その後に都市部のチケット販売拠点でも販売されるそうです。キャパは12万人と言われています。もちろん、スタンドが全て完成すればの話ですが(笑)。
チケットはグランドスタンドが35000ルピー(約59000円)とやや高価で、地元の物価を考えれば地元民の収容はほとんど考えていないレベルだと言えるでしょう。しかし、一般的なスタンドは6000〜8500ルピー(約10000〜14000円)、最安の芝生席なら2500ルピー(約4200円)ですから、価格帯は低めだと言えるでしょう。
ただ、海外から行くのはちょっとリスクが大きいかもしれません。そもそも、本当に開催できるかどうか分かりません。ですから飛行機のチケットが無駄になる可能性があります。
さらに、サーキットはニューデリーの街から50kmほど離れており、レース週末はシャトルバスを運行するそうですが、それでも1時間半〜2時間はかかるとみるように、とのことです。一応、駐車券も販売されているので、レンタカーを借りて行くこともできますが……。
いずれにせよ、8月18日時点の写真というのを見ると、まだ路面の舗装中で、ランオフエリアは整地しただけの砂利状態。観客スタンドやピットビルも普通に建設途中です。8月に予定されていたFIA査察は9月第1週に延期されました。ベルギーGP後にチャーリー・ホワイティングが訪れるまでにどこまで工事が進み、彼がどう判断を下すか。そこで開催の可否が決まってくるのではないでしょうか。
バーレーンがキャンセルになって1戦減っているだけに、広告契約など商業的な理由からも、これ以上キャンセルは出したくないというのがバーニーとチーム側の意向でしょうから、なんとか開催の方向に持っていくんでしょうが……。
なお、最新の建設現場の写真はこちらでチェックできます。
http://www.formula1onlive.com/2011/08/latest-pictures-of-indian-gp-buddh.html