インテルラゴスは「湖の間」という意味であるだけに、雨が降りやすいサーキットです。そのためか、サーキットの路面にはご覧のようなギザギザが。一般道でもたまに見られる滑り止め化と思いきや、このギザギザが向かう先は排水溝か低地の方のグリーン。つまり、路面上の排水のためにこんなギザギザが切られているわけです。実際、結構な深さがあります。
ギザギザのひとつは、ターン5。ここはサーキットの中でも最も標高が低いところだけに、水も溜まるようです。縁石にもしっかり水曜の豪雨の名残が残っていました。以前はランオフエリアがグリーンで、派手にスピンオフしてクラッシュするマシンも多かったですよね。
ターン2、エス・ド・セナの出口も低くなってるため、ギザギザあり。あとは、最終コーナーに向けた加速のターン12出口などにギザギザが見受けられます。
ぶっちゃけ、2005年のUSGPでミシュラン・タイヤを破壊して問題になったインディアナポリスのギザギザに似てます。
(text and photo by Mineoki Yoneya)