●FIA、バトルの新規定を発表
1月4日、FIAはバトルに関する新規定を明らかにした。これまでもライン変更は一度までと規定されていたが、守る側は一度ラインを変更してもレーシングラインに戻ることは許されるものの、その際には相手のマシンに対してコース縁まで充分なスペースを残さなければならないと明確化された。


●セーフティカー規定、変更へ
FIAは1月4日にセーフティカー運用に関する規定変更も発表。周回遅れのマシンは同一周回に戻ることができるようになる。周回遅れになっていても、セーフティカー先導中にタイミングモニターに「LAPPED CARS MAY NOW OVERTAKE」のメッセージが表示されれば、トップのマシンを抜いてラップを挽回し、集団の最後方についてレースを再開することができる。ただし、コース状況によってはこれが許されない場合もある。


●43歳のシューマッハ「まだやれる」
1月3日に43歳の誕生日を迎えたミハエル・シューマッハだが、「まだ勝てる」と語った。「メルセデスも僕も、間違いなく成功できる。頂点まであと少しだ」。


●レッドブルRB8、初ドライブはウェバー
2月7日に予定されているレッドブルの新車RB8の初ドライブは、マーク・ウェバーが担当することになる。3日間のうち、初日をウェバー、残る2日間をセバスチャン・フェッテルが担当するとドイツ誌が報じている。


●ビアンキ「ザウバーのシートが欲しかった」
ジュール・ビアンキは、ザウバーのシートを獲得して2012年にF1デビューを飾りたかったと発言。「それができればすごく良かったのに、コバヤシとペレスが契約を交わしてしまった。僕はF1デビューの準備はできているのに」。


●ウイリアムズ、AT&Tとの決別を認める
ウイリアムズはタイトルスポンサーのAT&Tを失い、これに代わる新たなスポンサーを探していることを認めた。契約は2011年12月31日で満了、別の通信企業と交渉中であるとロイター通信は報じている。

●モンテツェモロ、マッサ後任に言及
フェラーリのルカ・ディ・モンテツェモロ会長は、不振の続くフェリペ・マッサの後任について言及。「2012年は彼にとって非常に重要。我々は去年の出来に満足してはいない」。ジェンソン・バトンを「昨年はエクセレントだった」と高く評価し、マーク・ウェバーは「良いセカンドドライバー」、ニコ・ロズベルグは「ひどいクルマで良い走り」と評価。その一方でマッサには「シューマッハやライコネンよりも速いことも少なくなかった」と期待を寄せている。


●フェラーリ、マクラーレンの空力エンジニア引き抜き
フェラーリはマクラーレンから空力エンジニア数名をヘッドハントした模様。イタリア紙は5名がフェラーリに移籍したと報じ、元マクラーレンのパット・フライが引き抜きを図ったようだ。

●フェッテル「バリチェロ残留してほしい」
王者セバスチャン・フェッテルは、ルーベンス・バリチェロのF1残留を望んでいると発言。スイス紙のインタビューに答えたもの。「彼は素晴らしい人物だし、ウイリアムズに残って欲しい」。


（text by Mineoki Yoneya）