●フォースインディア、新車開発は予定通りフォースインディアは2012年型マシンの開発が予定通り進んでいるという。クリスマス前にはすでにクラッシュテストをパスし、2月7日から始まるヘレス合同テストでの初走行を予定しているという。
昨年後半戦に伸びたのは、メルセデス・エンジンとそのオフスロットルブローの効果のおかげ。レースペースが思わしくなかったのは、やはりマシン本来の素性が今ひとつだったせいで、タイヤの保ちが良くなかったから。オフスロットルブローが禁止となる2012年は、マシンの真価が問われることになるでしょうね。
●ブエミ、ウェバーの後任を狙うレッドブルのリザーブドライバーとなったセバスチャン・ブエミは、2013年にマーク・ウェバーの後任としてレッドブルのシート獲得を目指していると発言。「彼の契約が更新されなかった場合は、その後任を務めるだけの能力があることを証明したい」。また、2012年のル・マン24時間耐久レース参戦も「グランプリと重なっていないから可能性はある」とした。
当然、ウェバーの引退はレッドブル育成ドライバーたちにとって大きな注目の的です。まずは絶対的な権力を持つドクター・ヘルムート・マルコのお気に入りになることが必要ですが、そうなったとしてもマルコの推しメンであるセバベのセカンドドライバーに甘んじることになるわけで、ドライバーとしてはなかなかツラいところでしょうね……。
(text by Mineoki Yoneya)