世界最高のクオリティでプラモデル化することで知られるTAMIYAが、なんとレッドブルRB6を1/20スケールでモデル化し発売することが明らかになりました。
RB6といえば、2010年のチャンピオンマシン。なんで今頃2010年のマシン?と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、ボディフォルムからエンジンカウル内部まで徹底的に細部にこだわってモデル化するTAMIYAの場合、このくらいの時間がかかってしまうものなのです。また、模型化のデザイン作業もさることながら、あまりに取材が緻密すぎるためチーム側がなかなか承認してくれないという事情もあったりするほどで。
そんな甲斐あって、模型としての完成度は完全に他メーカーを圧倒するほど。だからこそ、模型ファン以外の人にも組み立ててみてもらいたいんです! F1ファンなら、このマシンのすごさが手に取るように分かるはず。えぇぇ!? ここ、こんなふうになってたんだ!っていう驚きも発見もたくさんあるはず!
TAMIYAのパーツはものすごく精度が高いので、不慣れな人でもパチッパチッと組み合わせて組めちゃうんです(これが海外メーカーの模型とかだとそうはいかない)。塗装とか難しいんじゃ?という方は、黒一色で塗って風洞モデルっぽく仕上げるのもあり。それでも充分に美しく仕上がり、なおかつF1マシンの仕組みがよく分かるはず。
それにしても、ここまでモデル化しちゃうとは! いや〜、マジで凄すぎるぞ、タミヤ!
11月発売予定で、税込価格5,670円(本体価格5,400円)です。
http://www.tamiya.com/japan/products/20067redbull/announce1/index.htm この最高のプラモデルを細か〜くリアルに作り込みたいという向きには、『F1LIFE』ストアで販売されている圧倒的なボリュームの資料写真集、
『RED BULL RB6 テクニカルファイル』がおすすめ。発表会とオフテストから開幕戦バーレーンGP〜第19戦アブダビGPまで全グランプリの写真がグランプリ別に収録され、知りたかった箇所がしっかりと収録されているはず。
トルコGPの同士討ちとかイギリスGPのフロントウイング騒動とか、「あぁ、こんなこともあったな」という振り返りにも使えます。とにかく写真が440点も入っていてものすごいボリュームです!
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(text by Mineoki YONEYA)