メディアセンターのあるビルの中に、F1のイラストが大量に飾られていました。聞けば、なんでもパドックで個展が行なわれるのは初めてのことなのだとか。
その作品もF1の歴史とアラブ首長国連邦をテーマにした作品ばかり。一番手前の作品は、UAEの国旗の色を用いてF1マシンを描いたもの。線は実はすべて「United Arab Emirates」の文字で描かれています。
こちらはF1が始まってから62年間の歴史を表現したもの。各シーズンから1台ずつのマシンが描かれているそうです。つまり、この中に62台も! どれがどのマシンか、分かりますか?
作者はこの方、サマール・アル・シャムシさんです。UAE出身の画家さんで、普段は肖像画などが多いんだとか。すでに世界各地で個展をやっていて、こんど東京でも行なう予定だそうです。今回は全作品をたった2カ月で仕上げなきゃいけなくて、大変だったそうです。
こちらのウェブサイト(
www.amararts.com)もチェックしてみてください。(text and photo by Mineoki YONEYA)