メルセデス本社としても、3年でここまで成績が出ないとは思ってもみなかったんだろうし。1勝したとはいえ、今シーズン後半に走っていた位置って、ワークスチームにあるまじきポジションでしたからね。社内的に何らかの圧力が掛かった可能性大です。
というかまぁ、ハウグ自身もブラウンGP買収の時点でこうなる可能性も覚悟の上だったのかもしれませんね。2009年にチャンピオンを獲っていたとはいえ、あの年の後半戦の成績を見ればチームとしてのクオリティは一目瞭然だったし、メルセデスの資本投入でどれだけ強化できるのかは、ある意味、賭けだったもんなぁ。
ホンダができなかったことをメルセデスがどこまでやれるか。今のところ成績的には五分五分って感じなので、今後のお手並み拝見といきましょう。ホンダみたいにいきなり辞めるって言わないで欲しいですね(苦笑)。
●
ハウグ、引責による退任と認める。F1での不振が原因http://as-web.jp/news/info.php?c_id=1&no=45558(text by Mineoki YONEYA / photo by Wri2)