トタルがグロージャン放出も検討していたというお話。まぁ、今となっては……な感もありますが、チーム内でもそれだけ問題視されていたということの証ですね。
これはあくまで推測でしかありませんが、ここまで契約の締結が遅れたのは、コバヤシ選手という対立候補の存在もありましたが、「もしまた何かやったらタダじゃ済まないよ」というパフォーマンス条項的なものを盛り込むための話し合いもあったのではないかと。それがどんな落としどころになったのかは知る由もありませんが、2012年の走りを見れば、そういった条項をプラスすることはチームとしては当然のことだと思います。
2013年もシーズン序盤に何勝もするような活躍でもすればそういう評価が確立されるでしょうが、今季くらいのポジションでのレースが続いていれば、でかい事故でも起こせば「またグロージャンがやらかした!」と集中放火されるでしょう。シーズンが換われば戒告のイエローカードは帳消しになるけど、批難殺到ならスーパーライセンス取り消しの話も再燃するかもしれません。
てことは、ロータスのリザーブドライバーって、結構オイシイポジションなのかもしれません……。
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グロージャン、ロータス解雇も検討されていたhttp://as-web.jp/news/info.php?c_id=1&no=45607(text by Mineoki YONEYA / photo by Wri2)