フェラーリのタイヤ戦略を握る浜島裕英エンジニアは、まだタイヤについての不安は残ったままだという。開幕戦を目前に控えたメルボルンで、浜島エンジニアは次のように語った。
「タイヤはまだ分かりません。どのチームもそうだと思うけど、どうなるか恐いよね」
開幕前最後のテストでも、タイヤの傾向は変わらず。一部で言われている、オフテストでのデグラデーションの大きさは気温のせいではないのではないかという見解に対して、同意した。
「最後のバルセロナは暖かかったのに、タイヤはあんな状態だった。多分、温度は関係ないんだと思います。決勝がドライなら、3回ストップじゃ厳しいかもしれないですね」
(text by Mineoki YONEYA / photo by Wri2)