ドイツGPで3位表彰台に終わったものの、優勝争いを演じた
ロマン・グロージャンは、レース中盤のセーフティカー出動さえなければ
優勝していた可能性が高い。レースエンジニアの
小松礼雄は、極めて悔しそうにその思いを語った。
「ホントに勝つチャンスがありました。あの
セーフティカーのタイミングが悪かったですよね。ホントに最悪。フェッテルにとって完璧なタイミングだったんですよね」
「
第1スティントでソフトタイヤであそこまで引っ張れたからギャップを作れたし、フェルナンドより全然速かったし。それが上手くいって第2スティントもすごく速かったし、(前にいる)フェッテルのタイヤの方が古かったから、コース上で抜けるかフェッテルの方が先にピットインするかだったんですよね。あそこまではもう、
普通に行けば勝てるという展開でした」
小松エンジニアが
40周目のピットストップに至る経緯やチームの戦略などレース展開のディテール、グロージャンの精神的成長を詳しく語ったレース直後の生々しいインタビューは、現地直送のデジタルマガジン
『週刊F1LIFE』vol.14に掲載されている。その中で小松エンジニアは、何度も悔しいと漏らしている。
詳しくは
『週刊F1LIFE』vol.14にてご覧ください。
(text by Mineoki YONEYA / photo by Lotus)